ローム浜松株式会社 管理部人事課 係長 笠間 友輔氏【2/2】

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ローム浜松株式会社 管理部人事課 係長 笠間 友輔氏【2/2】

2016.12.20 企業担当者の声

(ローム浜松株式会社 管理部人事課 係長 笠間 友輔氏)
LSI(大規模集積回路)とLED(発光ダイオード)の製造・開発をおこなっているローム浜松株式会社。
「広く有能なる人材を求め、育成し、企業の恒久的な繁栄の礎とする。」という経営方針の通り、人材教育に力を入れています。
JMAの階層別教育に参加される理由を、管理人事課の笠間氏に伺いました。

インタビュアー:一般社団法人日本能率協会 前田

フォローアップの仕組みで定着化

(前田)
研修を実施するのに、何か懸念事項はありましたか?

(笠間氏)
懸念事項は「習得度合い」ですね。研修を受けた者が「どれだけのことを理解できて、かつ実践してもらえるか」です。

(前田)
そのために、何か実施されていることはありますか?

(笠間氏)
研修で学んだことを報告し、行動計画をフォローアップする仕組みを作っています。
まず何を学んだかを報告をしてもらいますが、JMAさんの研修の場合、必ず「改善計画」という今後の行動計画表を作成していただいていますので、それを活用し、
「フォローアップシート」を加えて 確認する仕組みをとっています。
「直属の上司」「部門長」「人事」の3箇所に「フォローアップシート」が回覧されるようになっています。
「フォローアップシート」では、研修で学んだことを記入のうえ、本人 が作った「改善計画」を併せて提出してもらい、上司からアドバイスやフォローコメントを入れてもらう。
フォローアップシートは「3か月」「6か月」「1年」のタイムスケジュールになっています。1年のフォロー期間を経て能力の定着化を図っています。

(前田)
研修参加者のアウトプットである「改善計画」を社内版に、転記されているのでしょうか?

(笠間氏)
いいえ。効率を考えそのまま利用しています。「改善計画」と「フォローアップシート」を一緒に重ねて活用しています。
本人に書いてもらうのは「改善計画の進捗度」と「課題」です。

(前田)
上司とのやりとりは面談ですか?

(笠間氏)
はい。原則として「フォローアップシート」を提出する際に、上司と直接会話をします。
タイムリーに時間が取れない場合は、文面でのコミュニケーションとなります。

(前田)
人事課との関わり方は?


(笠間氏)

人事課は、フォームどおりに記入ができているか、計画が順調に進んでいるかを確認しています。
OJTが教育のメインとなりますので人事から内容について事細かにコメントすることはありません。
仕組みどおりに運用されていて、学んだことを実践できているかを確認しています。

(前田)
参加者に何か変化が見られますか?

(笠間氏)
貴団体の良いところは、研修に参加された人同士でのコミュニケーションの機会が多いことです。
夜は、他の会社の方と飲みに行く機会もあると聞いています。研修の中でも、異業種の方とディスカッションがある。
いろんな考え方を吸収できる。そこが良い点だと聞いています。

(前田)
研修で他社との人脈を構築し、社外にアンテナを立てることが大切ということでしょうか。

(笠間氏)
そうですね。連絡を取り続けている人は少ないかもしれませんが、「管理者として、どのくらいの力が自分にあるのか」「他社がどんなことで困っているのか」を知ることができる。
他社の良いところも知りながら、自分との違いを認識できる。その差が自信につながるかもしれませんし、逆に足りないところに気づくかもしれませんね。

(前田)
今日はありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。