東洋アルミニウム株式会社 執行役員人事部長 田中 明氏 階層別研修インタビュー【3/3】

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東洋アルミニウム株式会社 執行役員人事部長 田中 明氏 階層別研修インタビュー【3/3】

2016.12.20 企業担当者の声

(東洋アルミニウム株式会社 執行役員 人事部長 田中 明氏)
世界で活躍するアルミニウム製品メーカー、東洋アルミニウム株式会社。
2005年から日本能率協会の「階層別公開セミナー」にご参加いただいています。

JMAの研修に参加するきっかけから現在の課題まで。ご担当の田中氏に日本能率協会 寺島が伺いました。

「キャリアについて考える」

(寺島)
JMA関西オフィスに期待することは?

(田中氏)
実は、もう少し研修の回数を増やしても良いのかなと思っているんですよ。
弊社の研修としては、新入社員層、中堅社員層、管理職層、部長職層という体系になっていますが、
それぞれの研修の間隔が長過ぎるような気もしているんです。費用の問題もありますが(笑)。
経営者になる人にも研修をした方がいいのではないかという意見もあるし、課長から部長になるまでの間隔が長いので、
その間にも 研修を増やした方が良いのではないかという意見もあります。
階層別でなくて「自己革新」研修みたいなものを実施しても良いかもしれません。どういった研修が良いのか、悩んでいるところです。

(寺島)
キャリア毎に研修を実施する機会を増やすことを検討されているんですね。

(田中氏)
「キャリアについて考える」研修もあるのですが、新入社員の時の一回だけなんですね。
5年、10年先を考えてもらう研修です。研修して数年経つと勉強したことを忘れますよね(笑)。
だから、数年置きに研修で思い出してもらう必要があるのかな、と。残念ながら中堅社員研修でキャリア研修をおこなっている時間はありません。
そういう意味でも若手社員に変化を促すキャリア研修は、別途必要かもしれませんね。

キャリア研修と言えば、定年後を考える「ライフプラン研修」ってあるじゃないですか?
あれは若い30代が聞いても意味がありません(笑)。身につきません。

(寺島)
確かに、もう少し年齢が間近にならないとイメージできないですよね。

(田中氏)
私も33歳の時に「ライフプラン研修」に出たことがあるんですよ。
「30年後は大変なんだな」ぐらいで、他人事なんですよ。遠い先の話ですから。年代によって必要な研修は違うわけです。

(寺島)
今後も研修を通じてコラボレーションできればと思います。

(田中氏)
人間が成長する、変わるためには、何かのきっかけが必要です。
部下が成長することで上司が危機感を持って「がんばらなければ」と思うとか、研修以外のきっかけでも、もちろんいいわけです。
きっかけは何でもいい。人事が与える 機会でなくてもいいのです。

(寺島)
今、個人差が広がっているので、おっしゃるような研修を増やすのはトレンドですね。
何を自分の「糧」にできるか。そのきっかけは個別化してきています。

(田中氏)
もちろん、「地獄の特訓」的な研修をやるつもりは無いので(笑)。軍隊式みたいな(笑)。
今、考えているのは、50代の社員への研修です。60歳で退職される社員もいますが、65歳まで働く社員もいます。
シニア層向けの研修のニーズは高まるかもしれませんね。
研修の目的は、会社の競争力のアップのためなので、組織力の向上。
それにはまず個人のレベルアップ。そして方向性を合わせる。育成の目的はそこにあると思います。

(寺島)
今日は貴重なご意見をありがとうございました。
今後もJMA を宜しくお願いします。